予防歯科を受ける前に見直しておきたい生活習慣とは?
喫煙
喫煙はタバコに含まれるニコチンが血流を悪くし、歯や歯茎への血液循環を悪くさせる原因となります。また、タバコが発生させる一酸化炭素が血液中の酸素濃度を下げてしまい、口内が酸素不足となり歯や歯茎の黒ずみの原因となりやすいからです。
そのほかにもタバコのヤニが歯の表面に付着すると取りにくく、ヤニに歯垢が付きやすくなって虫歯や歯周病になる環境を作ってしまいます。これらが合わさって炎症や歯肉炎を起こし、歯を失ってしまうことになりかねません。
飲酒
お酒に含まれるアルコールには脱水作用があるため、飲酒によって口内の唾液分泌量が少なくなる原因を作ります。唾液は自浄作用によって菌の繁殖を抑える効果がありますが、分泌量が減ることによって菌の繁殖を促進させてしまうリスクがあるのです。
また、口内が乾燥することで口臭が発生する原因を作ります。お酒自体が歯を悪くするというわけではありませんが、飲酒によるの身体の変化で虫歯ができやすい環境を作ってしまうことが問題です。
不眠不休などのストレスが溜まりやすい生活習慣
実はストレスが歯に悪影響を与えるケースがあり、自律神経の乱れが原因で虫歯などを引き起こすリスクがあるのです。ストレスによって自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れることで血流に異常が発生する場合があります。
また、心理的ストレスによって歯に痛みを感じてしまうケースや、無意識による食い縛りや歯ぎしりで歯にダメージを与えてしまうといった悪影響を及ぼす可能性がないとは言い切れません。不規則な生活は健康にも良くないので、意識して生活習慣を改善させていきましょう。